健康診断の結果が来たら、何から変えるか|数字の前に行動を決める
健康診断の結果を見て「何かしないと」と思ったとき、何から手をつけるか。食事・筋トレ・有酸素の3つを、実際に自分が変えた順番で書きました。数値の読み方ではなく、次の1週間で何を変えるかの話です。
健康診断の結果が届いて、封を開けて、しばらく持ったまま何もしない。
私はこれを何年か繰り返していました。紙は毎年来るのに、行動が変わったのは1回だけです。
この記事では、数値の読み方は扱いません。あの紙を見たあと、次の1週間で何を変えるかの話をします。
> ※ 検査値そのものについては、医師や産業医にご相談ください。この記事は生活の記録の話です。
「何かしないと」で止まるのはなぜか
紙を見た瞬間の「何かしないと」は、たいてい数日で消えます。理由ははっきりしていて、やることが決まっていないからです。
「痩せよう」「運動しよう」は、明日の朝に何をするかを教えてくれません。決まっていないことは、実行されません。
だから最初にやるべきなのは、決意ではなく変える項目を3つ以内に絞ることです。多いと全部やらなくなります。
私が変えた3つ
順番も含めて、そのまま書きます。
1. 食事のメニューを変えた(いちばん先)
献立そのものを組み替えました。運動より先にここに手をつけたのは、毎日必ず発生するからです。
食事は1日3回、勝手にやってきます。運動は「やる日」を作らないと発生しません。発生頻度が高い方から変えるほうが、生活に乗ります。
具体的には、いつも買っているものの中身を入れ替えただけです。新しい食材を覚えたわけでも、自炊を増やしたわけでもありません。
2. 筋トレの頻度を上げた
もともとやってはいたので、回数を増やしました。
ここも「新しく始める」ではなく「すでにやっていることの頻度を動かす」形にしています。ゼロから始める習慣より、既にある習慣の目盛りを動かす方が失敗しません。
3. 有酸素を少し増やした(最後・少しだけ)
「少し」というのが大事なところです。いきなり走り始めていません。
有酸素は、増やそうと思えばいくらでも増やせてしまいます。だからこそ最初に上限を決めておかないと、最初の週だけ頑張って、翌週にゼロになります。
なぜこの順番なのか
3つを並べると、「毎日起きること」から順に手をつけているのが分かると思います。
| 順番 | 変えたこと | 発生頻度 |
|---|---|---|
| 1 | 食事のメニュー | 毎日3回・必ず起きる |
| 2 | 筋トレの頻度 | 既にやっている・目盛りを動かすだけ |
| 3 | 有酸素 | 新しく作る枠・いちばん壊れやすい |
新しく作る枠を最後にしています。 逆にすると、いちばん壊れやすいものから始めることになります。
変えたことを、覚えていられない
ここからが本題かもしれません。
3つ変えたつもりでも、2週間後には何をどう変えたのか思い出せなくなります。 私はなりました。
そうすると、次の健康診断のときに比べる材料がありません。紙の数字は変わっているかもしれませんが、自分が何をしたのかが分からない。 これだと、良くても悪くても次に活かせません。
だから記録しています。数値を良くするためではなく、自分が何を変えたのかを、あとで思い出せるようにするためです。
記録アプリを作っているのでこう書くと宣伝に見えますが、順番は逆でした。思い出せなくて困ったから作りました。
次の1週間でやるなら
もし今、紙が手元にあるなら、これだけで十分だと思います。
- 変える項目を3つ以内に決める(多いと全部消えます)
- 毎日必ず起きることから手をつける(食事が最有力です)
- 新しく始めるものは最後に、少しだけ
- 変えたことをどこかに書いておく(次に見返せるように)
数値の話は、医師や産業医とするのが正しいです。ここでできるのは、次の1週間の行動を決めることだけです。
そして、それで十分だと思っています。紙は毎年来ます。変わるのは、行動を決めた年だけです。
本記事の内容は、以下の公的機関・学会の公開情報を参考にしています。
- 日本人の食事摂取基準(厚生労働省)
- 日本食品標準成分表(文部科学省)
- 健康日本21 (健康増進法)(厚生労働省)
- 身体活動・運動の基準 (アクティブガイド)(厚生労働省)